心筋梗塞
印刷用ページを表示する 掲載日:2013年4月1日更新
心筋梗塞
心臓は全身に血液を送り出している筋肉のポンプです。この心臓の筋肉(心筋)に栄養分や血液を送っている血管を冠
動脈といい、この冠動脈が血栓(血の塊)で詰まってしまい、心筋への血流が途絶え、心筋が死んでしまった状態が心筋梗
塞です。
症状は「胸の痛み」というよりむしろ重苦しい、締めつけられる、圧迫される、絞られる、焼けつくような感じなどと表現され
ることがあります。
胸以外に、背中、肩、両腕や胃のあたりに不快感を感じることもあり、筋肉痛、肩こりや消化器の病気と勘違いされてしま
うこともあります。
多くの場合は早く治療を受けることで心筋梗塞を起こす前と同じ生活を送ることができ、仕事にも復帰できます。
心筋を救うことのできる効果が大きいのは心筋梗塞を起こしてから2時間以内とされています。
心筋梗塞になったら一刻も早く病院で治療を受けることが何よりも大切です。