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市長所信(平成22年6月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年2月1日更新

 皆様おはようございます。
 本日6月定例議会をお願いいたしましたところ、議員各位には何かと御多用のところ御参集を賜り、まことにありがとうございます。
 来週にも梅雨入りかというふうに言われておりますが、去る5月23日から24日にかけての大雨により災害が発生いたしております。まず、その御報告をさせていただきたいと思っております。
 農林土木災害合わせまして57件、崩土除去が同じく57件、被害総額は1億2,100万円となっております。幸いにも人災等はございませんでしたが、早期に復旧に取りかかるとともに、大雨による災害に備えておくということが肝要であるということを改めて感じたところでございまして、その対応ということにつきましても徹底をさせていただいたところでございます。
 さて、本議会に提案をいたしております案件でございますが、報告2件、議案12件の計14件でございます。提案理由の説明に入ります前に、最近の市政等を取り巻く状況の一端と諸般の報告をさせていただきます。
 平成22年3月期の上場企業の決算を見ますと、過去最高益を上げた企業というのが1割を超えるなど、景気回復というものが伺えるわけでございます。しかし、この5月の月例経済報告では、景気は着実に持ち直してきているが、なお自立性は弱く、失業率が高水準にあるなど、厳しい状況にあると、そのようにうたわれております。
 本市といたしまして、当面最優先に取り組むべきことは、昨年の国の補正予算を受けて、去る3月の議会で御議決をいただいた地域活性化のための交付金事業の事業推進というものを着実に進め、年度をまたいだ切れ目のない景気対策といったものを行うことも肝要であるというふうに考えておるところでございます。
 また、各省庁において行政事業レビューというものが行われております。こういった手法は、予算がどこにどういうふうにわたって使われているかということになるわけでございますが、高梁市にも関連をするものもあろうかとも思います。その対応についても十分注視をし、関係機関に働きかけを行ってまいりたいというふうに思っております。
 次に、報告でございます。
 1点目でございます、ケーブルテレビへの加入状況についてでございます。
 高梁西地区のケーブルテレビの敷設につきましては、5月末をもって完了いたしております。この時点での加入率でございますが、成羽地域が84.8%、川上地域が73.8%、備中地域が81.7%で、西地区全体では80.8%となっております。多くの方々が加入申し込みをされておられます。今後早期に戸別の引き込み工事、これを終え、視聴が可能となるよう事業者に協力を要請し、6月中には全世帯の工事の完了という予定をいたしておるところでございます。多くの皆さんに御協力をいただいたことに対しまして、深く感謝を申し上げたいと思っております。
 2点目でございますが、子ども手当の支給状況でございます。
 御承知のとおり、新政権の目玉事業として本年度から実施されておるものでございますが、本市におきましては約1,800余りの世帯が対象となります。第1回の支給は本日でございます。5月20日までに申請をされた1,767世帯に支給をすることといたしております。なお、未申請が60世帯余りありますので、再度通知を行い、早目の申請を促してまいりたいと考えておるところでございます。
 3点目でございますが、大学を取り巻く現況について御報告を申し上げます。
 平成22年5月1日現在の順正学園の学生数でございますが、全体で2,837名となっておりまして、前年比におきますと237名、7.7%の減ということになっておりますが、一方で入学生が115名の増ということになっております。学校別の内訳でございますが、大学が215名の減、短期大学部が60名の減ということになっておりますが、高等看護専門学校におきましては逆に14名の増ということになっております。新入生単位でおきますと、昨年に比べまして46名、約5.5%の減にとどまっております。これは入学奨励金、また看護師養成の奨学金、そういった効果ではないかというふうに考えておるところでございます。特に、この中で高梁、新見地区からの受験者、入学者がともにふえてきております。地元への広報の成果であると思っております。そして、この入学奨励金制度の創設をしたことによりまして、対象である日新高等学校、そして順正学園ともに市内からの通学者がふえてきております。その効果のあらわれではないかなと感じておるところでございます。
 しかしながら、大学進学希望者の国公立志向、また首都圏志向という中で、地方の大学にとって学生確保ということにつきましては、留学生を含め非常に厳しい状況が続いていることには変わりはございません。さらに、さまざまな面での連携を進め、この厳しい状況を乗り越えていかなければならないと考えておるところでございます。
 また、今年度は吉備国際大学開学20周年の記念の年となっております。地域、学園、市民、行政が連携を密に保ちながら、大学が持つ知的財産、また学園文化都市づくりを生かしていき、ともに歩んでいくこと、これを再認識する年といたしたいと考えております。
 4点目は、国際交流活動についてであります。
 5月9日から16日にかけて、ドイツのハイデルベルグ市を訪問いたしました。本市とハイデルベルグ市は、歴史と文化が息づくまち、また大学を核とした教育のまちであるということが共通する点であり、また町並みもこの高梁市街地と非常によく似ておるところでございます。以前から都市間交流の可能性を模索してまいりました。このたび順正学園がハイデルベルグ市の大学と教育交流協定を締結する機会にあわせ訪問をいたしたものでございますが、本市の学園文化都市づくりの先駆的モデルというべきまちであり、先方の市長ともお会いをし、双方で交流を進めていくということを合意いたしたところでございます。
 また、本年4月17日に本市において米国オハイオ州トロイ市との姉妹都市縁組の提携20周年記念式典を行ったところでございますが、この6月2日から7日にかけて、備中神楽阿部社の方々と私、そして議長、それに国際交流協議会から2名、あと通訳として職員1名とでトロイ市を訪問し、改めて20周年を確認し合ったところでございます。そして、神楽を通じた市民交流ということも図ったところでございます。特に、神楽の公演は、市内の小学校などでも行いましたが、トロイ市民、そして子どもたちには大好評で、大変興味を持って鑑賞いただいたところでございます。今後も民間を主体といたしまして、日米相互の文化の理解を深めるための交流ということを続けてまいりたいと思っております。ことしは、7月、そして8月に中学生によります相互訪問を行うことといたしております。
 続きまして、このたび春の叙勲で、御前町在住の金岡誠さんが旭日小綬章を、間之町在住の森正守さんが旭日双光章を、落合町近似在住の小坂文子さんが旭日単光章を受賞されました。また、川上町臘数在住の西井節壽さんが瑞宝双光章を、また成羽町羽根在住の流田治男さんが瑞宝単光章を、川上町高山在住の吉本守介さんが瑞宝単光章を受賞されました。受賞された皆様には、それぞれのお立場で地域社会の発展に多大な貢献が認められての受賞でありまして、長年の御苦労と御功績に改めて敬意を表し、心からお祝いを申し上げる次第でございます。
 次に、今後予定されております行事等でございます。
 いよいよ今秋日本最大の文化の祭典と言われております第25回国民文化祭・おかやま2010が開催をされます。10月30日から11月7日までの期間中、県内全市町村を会場にいたしまして68の事業が計画をされており、県内外から多くの参加が見込まれております。本市におきましても、神楽フェスティバル、童謡フェスティバル、そして漫画フェスティバルという3つの事業を開催することといたしておりますが、現在実行委員会の中で各企画委員会というのを設けまして、大会の成功に向け開催準備を進めておるところでございます。
 全国から多くの来場者、そして出場の方、皆様をお迎えすることとなります。高梁市を全国に発信する絶好の機会でもあり、広報宣伝活動にも力を入れ、さらなる盛り上がりを図ってまいりたいと思っております。どうか皆様方におかれましても、御支援、御協力をよろしくお願い申し上げたいと思っております。
 次に、子育て支援の関連事業でございます。
 今年度スポーツふれあい交流事業、広がる子どもの夢事業、これでばっちり!子育て応援講座という3つの事業を進めております。これらの事業でございますが、日常生活で味わうことのできないさまざまな分野の本物に触れるということで、これが子どもたちの心に響き、将来に向けて夢や希望がはぐくみ、また子どもたち自身の糧になるということを期待いたしております。
 まず、スポーツふれあい交流事業でございますが、5月に岡山県を本拠地として活躍をしております岡山湯郷ベル、そして岡山シーガルズのスプリングキャンプを誘致いたしました。8月には宝くじスポーツフェアということで、ドリーム・ベースボールin高梁、さらにバレーボールのVプレミアリーグ高梁大会の開催を来年1月に計画しております。
 広がる子どもの夢事業につきましては、現在文化交流館で恐竜展の開催をいたしておりますが、林原自然科学博物館の御協力によりまして実現をいたしたものでございます。その他、マツダスタジアムの見学、科学実験体験、子ども歴史文化講座等を計画しております。
 続いて、これでばっちり!子育て応援講座でございますが、これは親子の健康に関する講座、家庭教育の支援講座、また地域の伝統料理の講座などを開催し、子育てに関するさまざまな知識を深めてもらうものでございます。
 この中で、既に終了いたしました岡山シーガルズのスプリングキャンプでございますが、市内はもとより市外からも多くの方に来場いただいたところでございます。また、テレビで全国放映されたということもあり、シーガルズのホームページへのアクセス数というのが飛躍的に増大をし、その中で高梁市を紹介していただいております。その効果というものは、もう既に市内でも聞かれておるところでございます。その行事開催に当たっては、高梁市青年経済協議会の御支援もいただいたところでございまして、大変ありがたく感じておるところでございます。今後も引き続き、こうした事業を通じて地域社会全体で子育てを支援する機運、これを醸成するとともに、子どもたち自身が夢や目標を抱き、自立した青少年に成長してくれることを願っております。
 以上、本年度に入りましての最近までの市政の状況等の御説明、また御報告、そして市政運営に当たってのその一端を申し述べさせていただきました。