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市長所信(平成21年6月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年2月1日更新

 皆様おはようございます。
 まもなく入梅(つゆ)の時期でございますが、このところ雨量が不足しており、農作物への影響も懸念され、雨を待ち望んでおられる地域もあります。
 本日、6月議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位には、何かとご多用のところご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。
 さて、先の議会臨時会におきましては、大変お忙しい中ご出席賜り、ご議決をいただきました。厚く御礼申し上げる次第でございます
 本議会に提案いたしております案件は、報告3件、承認1件、議案9件の計13件でございます。
 提案理由の説明に入ります前に、最近の市政の状況などにつきましてお伝えしたいと思います。
 3月定例市議会におきましてご議決をいただきました平成21年度一般会計等予算等につきましては、職員一丸となって今、取り組んでいるところでございます。また、合わせまして、国の緊急経済対策にかかります予算もほぼ実施の段階となっております。
 さて、5月の月例経済報告によりますと、「景気は、厳しい状況にあるものの、このところ悪化のテンポが緩やかになっている。雇用情勢は、急速に悪化しており、厳しい状況にある。個人消費は、緩やかに減少している。先行きについては、当面、雇用情勢が悪化するなかで、厳しい状況が続くとみられており、政策の基本的態度として、当面は「景気対策」、中期的には「財政再建」、中長期的には「改革による経済成長」という3段階で、経済財政政策を進める」としております。
 当面、景気対策を最優先で進めるとしております。
 昨年度、国の第2次補正予算を受けて、本市では、平成20年度一般会計補正予算第3号で議決をいただいております「定額給付金給付事業」、「地域活性化・生活対策臨時交付金」の取り組み状況につきまして、ご報告させていただきます。
 まず1点目は、「定額給付金」についてであります。
 定額給付金につきましては、3月27日、対象世帯に定額給付金申請書類をお送りし、申請を受け、現金給付を要望された方々には4月22日から、また口座振込みを依頼された方々には4月27日から手続きを開始しております。
 5月末現在、対象となる全世帯の94パーセントにあたる世帯(14,497世帯中13,631世帯)に給付ができたところでございます。
 また、定額給付金と同時に、対象児童1人につき36, 000円を支給する「子育て応援特別手当」、本市独自事業として、「子育て支援新生児臨時給付金」につきましても、順調に事務を進めているところでございます。(96%)
 2点目は、地域活性化・生活対策臨時交付金についてであります。
 景気対策・経済対策として、地域活性化に資するという交付金の趣旨、そして環境対策の視点も含め、インフラ整備等関連事業として、広く市内の業者に発注することとして、エコカー導入につきましては、5月26日に入札を、また、地上デジタル放送対応テレビについては、市のホームページ、広報紙等により公募し、入札希望者のとりまとめをしたところでございます。近日中に入札を行うこととしております。
 さらに、地域再生基金積立金(197,700千円)につきましては、情報化計画に基づく事業に充てるため、本議会に補正予算としてご審議いただくこととしております。
 また、単市道路、農林道改良(維持補修・修繕等)事業等は、概ね87%の発注をしている状況であります。
 各学校施設整備事業につきましても、緊急を要するものから発注を進めており、早期に事業完了するよう取り組んでいく所存でございます。
 なお、地域経済活性化に関連いたしまして、高梁商工会議所と備北商工会で発行されておりますプレミアム商品券につきましては、5月25日から2万セット(2億2千万円分)が、販売され、完売となっております。
 また、さる3日に開催された全国市長会議に出席をいたしました。その席で麻生総理大臣から、21年度の第1次補正についてお話があり、市町村に交付される経済危機対策臨時交付金だけでなく、様々なメニューを用意している。これをいかに活用するかは、経営者たる市長の責務であるとのご発言がありました。私はこれを重く受け止め、すべての対策について、今一度洗い出しを行い、職員からの発想、提案を促していきたいと思っております。また、議員のみなさまからもご提言をいただければと思っております。
 いずれにいたしましても、地方の知恵比べでありますが、財政秩序は守っていかなくてはなりません。バランスを見極めながら最大限の努力をしてまいります。
 これらにより、本市の経済状況等が元気を取り戻すことの一助につながる様、念じているところでございます。
 次に、情報化計画に基づく取り組みについてであります。
 4月23日、高梁市情報化計画に基づき、一体性のある情報発信にむけて、運営等を委託する事業者として株式会社吉備ケーブルテレビとの間で、基本協定を締結したところであります。
 今後、高梁西地区のケーブルテレビ網の整備とともに、具体的な諸契約を締結することとしております。
 市民の皆様の関心の高い「利用料金等」につきましては、運営の一元化にあわせ株式会社吉備ケーブルテレビが定められる料金となりますが、加入しやすく、使用しやすい利用料金設定とされるよう協議をしております。
 現時点におきましては、月額利用料金を2,200円、消費税込みでは2,310円として提示がなされております。
 市としましては、今後、ケーブルテレビ網を活用して福祉、医療、教育、農業等の具体的な行政サービスの展開を進めていくための検討を進め、加入率の向上に資すればと考えております。
 なお、本年度事業として伝送路等整備工事を実施する川上、備中地域、広帯域化工事等を行う成羽地域において、事業へのご理解とご協力をいただくと共に、利用料金、加入方法等について市民の皆様への説明会を開催していきますので、積極的なご参加をお願いしたいと考えております。
 次に、学園文化都市づくりと高梁学園への支援について述べさせていただきます。
 大学全入時代といわれる昨今、少子化の影響等も加わり、私立大学では定員割れも出ており、例に洩れず高梁学園にあっても同様な状況で、誠に憂慮される事態であります。
 学生の本市内への居住状況は、本年5月末現在2,000人余りで総学生数の60%程度で推移しており、学生等の衣・食・住をはじめ、教養、娯楽費などへの消費は本市経済にとって大きな存在となっております。
 また、行政運営を進める上において、各種計画づくりへの教授陣の参加、地域や民間部門では学生や先生方の専門性や技術をまちづくり活動等に生かすなど、地域文化の振興・発展と本市の活性化につながっております。
 本市としましては、地域、学園、市民、行政が連携をとりながら、大学が持つ知的財産や文化をまちづくりに活かしていくことが課題であり、産・学・官の連携に基づく組織的な事業の展開や、新たな事業の取り組みを行っているところであります。
 このことから、定員の確保、学生数が確保され、安定した学園運営が図られることが、本市が進めている学園文化都市づくりとともに、市勢の振興に大きくつながっていくものと考えております。
 高梁学園から学生募集にかかる支援の要望を受け、効果の上がる支援策について、特に学生数の有効な確保策等について、協力して検討しているところであります。
 この中で、市内に居住する学生に対しての奨学金制度等についてあらゆる角度から検討しております。
 今後、協議とともに、議会の皆様にもご報告しながら、所要の対策を講じていきたいと考えております。
 また、高梁学園に関連しまして、5月23日、延岡市、高梁市、高梁学園との間において、「大学を活かしたまちづくり連携協定書」の調印を行いました。
 この協定は、3者が交流・連携・協力のもと、大学を活かしたまちづくりを推進し、活力ある個性豊かな地域社会の形成・発展とそのための人材育成に寄与することを目的とし、友好関係を深め、交流連携及び情報交換等都市間交流を行うこととしているものでございます。
 次に、本市のご出身もしくは関わりがあり、各界でご活躍されております方々から、市政への提言等をいただきたいと考え、16人の方にお願いをすることといたしております。
 7月には、「定住促進策」をテーマにお話をお伺いすると共に、高梁の今や、課題などについてお知らせをする一方で、今後、職員研修の講師や、市民の皆様も対象とした講演会などでもご協力いただくこととしております。
 さる4月26日、重要無形文化財「筝曲」の保持者(人間国宝)二代米川文子先生名誉市民推戴式を執り行い、高梁市名誉市民の称号をお贈りしました。
 地域文化の振興と芸術の発展に寄与されており、ますますのご活躍を祈念申し上げるものでございます。
 また、この度、春の叙勲で成羽町成羽在住の赤木(あかぎ)洋志(ひろし)さんが  「旭日(きょくじつ)双光(そうこう)章(しょう)」を、津川町今津在住の村上 毅さんが、「瑞(ずい)宝(ほう)単光(たんこう)章(しょう)」を受賞されました。
 お二方は、それぞれのお立場で地域社会の発展に多大の貢献が認められての受章でありまして、長年のご苦労とご功績に改めて敬意を表し、心からのお喜びを申し上げる次第でございます。
 次に、当面の事業でございますが、合併5周年記念事業として、7月12日に、高梁総合文化会館で「NHKのど自慢公開生放送」が、ゲストに小林幸子さん・北山たけしさんのお二人を招いて行われます。
 高梁市を広くアピールするとともに、イメージアップにつなげたいと考えておりますので大勢の皆様のご参加をお願い申し上げます。
 以上、本年度に入りまして2カ月余りの間の市政の状況等のご説明、ご報告と、市政運営にあたっての考えなどを申し述べさせていただきました。
 それでは、提案をいたしております議案につきまして、大要をご説明申し上げます。
 まず、報告第1号から報告第3号までにつきましては、地方自治法及び地方公営企業法の規定により繰越措置をいたしました各事業の計算書について、報告させていただくものであります。
 次に、承認第1号につきましては、固定資産評価審査委員会委員を選任したことについて、地方税法の規定に基づき議会の承認を求めるものであります。
 次に、議案第108号は、地方自治法の規定に基づき専決処分いたしました6事案について、承認を求めるものであります。
 内容でございますが、
 1点目目は、「平成20年度高梁市養護老人ホーム特別会計補正予算(第4号)」でございます。ノロウィルスの発生に伴う超過勤務手当が生じたことにより補正したものでございます。
 2点目の、「高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」は、政令の改正にともない一部改正をさせていただいたものでございます。
 3点目は、「高梁市税条例の一部を改正する条例」で、本年10月から導入される市民税の公的年金からの特別徴収制度について等所要の改正に伴い条例の一部改正をさせていただいたものであります。
 4点目は、「平成21年度高梁市老人保健特別会計補正予算(第1号)」、及び「平成21年度高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」並びに、「平成21年度高梁市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)」の各特別会計予算において、前年度歳入に不足を生じ、繰上充用として、補正予算をさせていただいものであります。
 次に、議案第109号「高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」は、今年度の賦課に伴う税率改正について、国保運営協議会の答申に基づいてお願いするものでございます。
 次に、議案第110号「高梁市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例」は、高梁市立高倉小学校を廃校とするため、所要の改正をするものであります。
 次に、議案第111号「高梁市立幼稚園条例の一部を改正する条例」は、高梁市立高倉幼稚園を廃園とするため、所要の改正をするものであります。
 次に、議案第112号「高梁市体育施設条例の一部を改正する条例」は、神原スポーツ公園多目的広場新設に伴う使用料の設定を行うため、所要の改正をするものであります。
 次に、議案第113号「高梁市川上やまびこの里自然公園条例を廃止する条例」は、施設の用途廃止をするためであります。
 次に、議案第114号「高梁市農業振興センター条例の一部を改正する条例」は、無菌培養施設内へ氷温貯蔵室設置に伴う使用料の設定を行うため、所要の改正をするものであります。
 次に、議案第115号「字の区域・名称の変更について」は、工業用地造成事業に伴い、実施区域内の字の区域・名称を変更することについて議決を求めるものであります。
 次に、議案第116号「平成21年度高梁市一般会計補正予算(第1号)」は、高梁市情報化計画に基づくケーブルテレビ網整備事業費について追加予算を計上しております。
 なお、本会議中に人事案件として、「人権擁護委員の候補者の推薦について意見を聞くことについて」を追加提案させていただきたいと思っております。
 以上、議案の大要についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれ担当より補足の説明をさせますので、十分ご審議を賜り、適切なご議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。