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方谷駅駅舎が国登録有形文化財になりました

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年2月1日更新

方谷駅駅舎

    中井町西方にあるJR伯備線方谷駅の駅舎が平成23年3月18 日に開催された国の文化審議会で答申され、登録有形文化財(建造物)になりました。これによって、市内の登録有形文化財は成羽町坂本の西江家住宅と合わせて2件となります。

    方谷駅駅舎は昭和3年(1928)に倉敷と伯耆大山との間で全線開通したJR伯備線に併せて建設されました。駅名は、当地出身の幕末の漢学者山田方谷にちなんでおり、駅名に人名が使われた最初の例といわれています。また、現在方谷駅のあるところには、山田方谷の住居や私塾の長瀬塾があり、長岡藩藩士の河井継之助も当地を訪れたといわれています。

    駅舎は、南の高梁川に面して建っており、木造平屋建、切妻造セメント瓦葺です。南面の東よりには、車寄を設け、出入口としています。車寄では、柱を洗出しという技法を用いて、凝った意匠にするなど、ほかの駅舎には見られない特徴もあります。この車寄を主として、全体を直線的に仕上げており、非常に近代的な雰囲気を漂わせています。

    このように建設当初の様相を非常によく残していることから、「国土の歴史的景観に寄与している」という登録有形文化財の基準を満たしていると評価されました。

    県内の駅舎では、JR津山線建部駅、同伯備線美袋駅、同因美線美作滝尾駅、旧片上鉄道吉ヶ原駅が登録有形文化財になっています。県内にある昔の面影の残る駅舎を訪ねてみてはいかがでしょうか。

 
方谷駅駅舎 全景    方谷駅 車寄
           方谷駅駅舎 全景                                         方谷駅 車寄

      

 

登録文化財制度


         近年急速に失われつつある明治・大正・昭和期の身近な建造物などを登録文化財として登録し、幅広く守っていくために平成8年に誕生した制度。